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zoom RSS 台高山系 − 雨を見たかい ・ 奥山谷左俣 −

<<   作成日時 : 2011/07/20 22:58   >>

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     ■山行きの日:2011年07月03日(日)
     ■山:台高山系山系:桧塚奥峰
     ■目的:奥山谷左俣遡行
     ■ルート:万才橋(09:00)−奥山谷出合(10:15)−桧塚奥峰(14:10−14:30)−マナコ谷(15:00)
     ■メンバー:単独





     昨秋、といっても11月末、もう晩秋も終わりの頃
     例によって単独で、奥山谷から明神平、桧塚奥峰を周回したとき
     その穏やかな谷の姿に惚れこんだ私は決めていた
     次は、深緑の頃に歩くのだ、と
     そして、その晩秋に歩いた記録に、ぜひ左俣も歩くことを薦める
     と、このエリアについては最も詳しいであろう、zipp教授にコメントを頂いていたことを忘れていなかった





     千秋林道は、例によって路面がマウンド状になり始める手前の駐車スペースに停車
     そこから万才橋まで、ほぼ30分歩く
     今日は、午後から雨との予報が信じられないほどの青空
     予定よりも1時間も遅い歩き出しに、汗が滴る





     万才橋には1台の軽4、屋根には脱いだばかり、っぽい山靴が乗せられている
     釣りか沢か、どちらだろう
     本当に雨は降るのだろうか?木漏れ日はじりじりとトレイルを照らす
     ワサビ谷出合直前で、沢から大きな声が聞こえる
     覗き込むと、3名の沢屋さん、気持ち良さそうだ





     奥山谷出合、トラロープで木屋谷川に下りる
     やはり前回の秋よりも水量は多く、左岸への渡渉に苦労する
     流れに手をやると、冷たさも今ひとつ
     暑いもんなぁ





     左岸をトレイル通りに進み、Z印のテープ辺りから我慢できず川に下る
     私の大好きな穏やかな小滝が始まる
     誰もいない谷、落ち込みに木漏れ日が反射してキラキラ揺れるシーンを飽きずに眺める
     
     このひと時だけ、くだらない日常が知らないうちに消え去っている
     こんな独りきりの時間のために歩いてる




 
     あぁ、なんでここを歩くのに沢シューズを持って来てないんだ?
     このバカやろめ!なんて自分を嘲る、が
     よく考えれば、雨予報だったから持って来るの止めたんだ
     なんて思い出したように空を見上げると、どんどん雲が暗くなり
     ポツポツと落ち始めた
     大きな水ナラの樹の下に逃げると、雨粒も避けてくれる
     なんだか森が守ってくれてるようで嬉しくて、しばらく樹の下で雨を見ていた





     秋と同じように、沢に沿ってアップダウンしながら遡る
     左俣との分岐辺りから雨は本降り、仕方なくカッパの上だけ着込む
     さて、と、この雨だ、どうしよう?
     なんて悩んでも仕方無い、明神平周っても左俣遡っても同じだろう
     ってか、問題はだ、地図を忘れたことだ(←こればっか) 
     左俣は確か、尾根に近づいて三つ俣になってたよな・・・ま、行きゃ分かるさ
     迷えば尾根に出れば登山道だ





     分岐から左俣へ進むと、やはり踏み跡はある
     このエリアは皆さん、よく歩かれてるのだ
     まず、二段の小滝、雨に濡れたカンジが美しい
     その滝の上部に近づこうと、ズルズルと斜面を下ってると、流れの音がどんどん大きくなる
     ん?
     と、見上げると、二条の滝が流れ落ちていた、10mくらいだろうか
     滝に特に大きな思い入れは無い、ただ、滝の流れが収まってる風景、それが大好きなのだ
     それも、こんな風に突然目の前に現れたりすると、それだけで感動が大きく
     気が付くとまた、雨の中立ち止まっていた





     しばし、雨に打たれながら見上げていた滝
     あれを上から見てやろう
     と、ズルズルに滑る尾根を登る、なんとなく踏み跡も同じように進んでるようだ
     足元に注意しながら覗き込んでは、雨の中笑う
     何やってんだろうなぁ、こんな本降りの中





     滝の先は分かれているように見えるが、これが三つ俣か?
     ちょいと分かりにくい、が、もういいだろう
     この雨の中地図も持たず、分岐を進んで行くのは止めよう
     滝の上から尾根に取り付く
     北方向、きっと見えてるであろう水無山もガスの彼方





     東に反れながら南下すれば、間違いなく登山道だ、迷うことは無い
     フラットな心地よいスペースを二つほど越えて行く
     この辺りは、いくらでもテン場になるよなぁ、ちょっと下れば水も流れてるし
     なんて、ワルイことを企みながら歩いてると、雨が止んだ

     いつも前山から明神岳をスルーして歩いてるトラバースに当たる
     雨上がりのトレイル、ため息がこぼれるほど美しい
     ヒキウス平には誰かいるだろうか?なんて思いながら進むが人の気配は無い





     誰もいない、桧塚奥峰で、遅いランチ、カップヌードルを食べ始めたそのときだ
     バラバラバラ、っと音を立てて大粒の雨が落ち始めた
     うー
     もう3分待ってくれよなぁ
     なす術も無く、ずぶ濡れでヌードルをすする





     すぐに止むだろう、とタカをくくって、ジャケットだけ着込んで千秋峰を下り始めると
     植林に入る直前辺り
     雨は横殴り、そして西の方向からは雷だ
     結局は、下山+林道歩きの60分、ずっと雨を見ていた






 
     誰だ?雨の山を歩くのが好きだなんて言ってたのは・・・。




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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
うぬ!?滝の上から尾根に上がる…って。
三俣まで行かずに急峻な斜面を尾根に上がっちまったの?もう…。
三俣から、明神岳方面へ(右)の尾根を上がるといくつかの平があるのです。その何処に登ったかは知りませんが、もっとも広いだいら「ヤミナベ平」です(^^;。
 けどね、左俣を辿ったのなら、三俣から、明神岳〜檜塚の縦走路に登るのがお勧めですよ(^^)。
zipp
2011/07/20 23:43
緑と水をたくわえた森の幽玄な世界、うっとりです。
「雨を見たかい」大好きな曲です。
ぴったりですね。
のんT
2011/07/21 20:56
>zippさん

そーなんですよ、でも雨も本降りになって来たし
地図無いし(←こればっか)これでまた宿題できました♪
なんと!かの著名なヤミナベオフ会場でしたか
さすが、えーとこ選ばれますね〜この秋には参戦したいものですw( ̄ー ̄)
スロトレ
2011/07/22 21:23
>のんさま

のんさま、お久しぶりです!お山は?歩かれてますか?
私も、雨を見たかいは大好きですよ
CCRって、結構ドロ臭いアメリカンバンドなんですけどね
他にも好きな曲あって、アルバムも持ってます、えへん
って自慢するこっちゃないすけどw( ̄ー ̄)
スロトレ
2011/07/22 21:24
まいどです!
イイ滝に濃ーーーい緑、堪りませんねー

好きな曲ですけど、雨の本当の意味が爆弾ちゅうのが怖いです
洋楽は好きやけどホンマ日本人で良かったと思いますわ
blueeyedsoul
URL
2011/07/22 22:25
師匠、いつものことですが、写真が鬼のごとくキレイです
緑の深さ、樹皮の質感、水の表情、たまりませーん!
写真が良すぎて、行った気分になっちゃいます(笑)
あゆみぱんだ
URL
2011/07/22 22:55
3分が長い一日だったような?
緑の絨毯が敷き詰められた森が、うん夢の世界〜♪
雨の森も本当に素敵ですよね!
“すぎちゃん”
URL
2011/07/22 23:28
凄い綺麗です。
感動しましたが〜最後のアンヨ画像は要らないのでは・・・(??)
やっぱり台高最高ですね。
スー様の表現力も最高♪
どんどん太ってくのが止まらないのでチャリ...
2011/07/24 16:46
>ソウル先輩

ほんと日本で良かったです
って、今の日本で言っていいのか?不安ですが
いい緑でしょ?膝治ったら行きましょう、どんどこ行きましょうw( ̄ー ̄)

スロトレ
2011/07/24 21:36
>あゆみぱんださん

おお、さすが我が愛弟子
写真を褒めてくれるとは、ヨイショ上手ですなぁw( ̄ー ̄)
こんな画像はね〜、私じゃなくてカメラが勝手に
撮ってくれてるのですよ、はい。もっとピント絞ったり
構図が良くないとね〜、どもありがとです♪
スロトレ
2011/07/24 21:39
>すぎちゃん

でそ?
雨の森は感動ものです、はい
ってか、最後の雨は余計でした、歩くたびにグッチャクッチャ(涙
スロトレ
2011/07/24 21:40
>どんどん太ってくのが止まらないのでチャリ...さん

長いHNで覚えられません
どんどん太ってくのが止まらないのでチャリ...さん
一度山でお会いしたいものです♪
スロトレ
2011/07/24 21:41

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